立っているほうが楽な座骨神経痛
坐骨神経痛というと、「座っているとつらい」「歩くと痛い」そんなイメージを持っている方が多いかもしれません。
ところが実際には、座っているより、立って少し動いたほうが楽というタイプの坐骨神経痛も少なくありません。
特に、
- 若い方では、運動のしすぎ
-
中高年の方では、運動不足や長時間のデスクワーク
こうした生活習慣がきっかけになることが多いのが特徴です。
・こんな症状、思い当たりませんか?
坐骨神経痛の症状は、人によって少しずつ違いますが、
- お尻の奥がズーンと重い
- 太ももの裏やふくらはぎがしびれる
- 足の裏にピリピリした感覚がある
-
焼けるような、刺すような痛みが出る
といった訴えがよく見られます。ここで、ひとつ身近な例を思い出してみてください。
・トイレでスマホを見ていたら…
トイレで便座に座り、スマホを操作していたら・・・
- 太ももの裏がビリビリ
- 足先がしびれてきた
そんな経験はありませんか?そして、立ち上がって少し歩いたら「あれ? さっきのしびれ、消えてる」ということも。
実はこれ、坐骨神経が一時的に圧迫されていたサインなんです。
・原因のひとつは「お尻の奥の筋肉」
このタイプの坐骨神経痛で、よく関係しているのが、お尻の奥にある小さな筋肉です。
その中でも特に知られているのが、「梨状筋(りじょうきん)」と呼ばれる筋肉です。
この筋肉は、
- 長時間座りっぱなし
- 同じ姿勢が続く
-
使いすぎや、逆に使わなさすぎ
といった状態が続くと、縮んで硬くなりやすい特徴があります。
・梨状筋が硬くなると、何が起きる?
梨状筋が硬くなると、筋肉の厚みが増し、そのすぐ近くを通っている坐骨神経を圧迫してしまいます。
神経が圧迫されると、
- しびれ
- ピリピリした痛み
-
違和感や過敏な感覚
といった症状が、お尻から足にかけて現れてきます。
以前のブログで、「梨状筋症候群」についても詳しく書いていますので、興味のある方はこちらも参考にしてください。
【詳しくみる】梨状筋症候群についての記事
・当院での坐骨神経痛の施術について
施術では、原因になっている筋肉だけを強く押すことはしません。
- 梨状筋
-
その周りの殿筋(お尻の筋肉)
これらをやさしく、段階的にゆるめていきます。梨状筋も、一か所だけでなく、上下・左右に分けて丁寧に調整します。
症状が強い方の場合、最初は軽く触れただけでも「電気が走ったように感じる」ことがありますが、施術が進むにつれて、その刺激が少しずつ和らいでいくのを実感される方がほとんどです。
・改善は意外と早いことも
症状の出方や期間には個人差がありますが、早い方では、施術後すぐに変化を感じられることもあります。
また、
- 再発までの間隔が長い
-
日常生活が楽になる
といった点も、このタイプの坐骨神経痛の特徴です。
「年齢のせいだから仕方ない」とあきらめる前に、一度、体の状態を見直してみる価値はあります。
・季節の変わり目は、体も敏感になります
初夏のように暑い日があったかと思えば、急に肌寒くなる日もあります。こうした気温差は、腰やお尻まわりの筋肉にとって、意外と大きなストレスになります。
外出の際は、薄手の羽織ものを一枚持っておくと安心ですね。体を冷やしすぎないことも、坐骨神経痛の予防につながります。















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