ポッコリお腹だけでないスマホ猫背の影響
幅広い年代に広がっているスマートフォンですが、その一日の使用時間が問題になっています。以前のブログで紹介した、テキストネック症候群のように、スマホの見過ぎによる不良姿勢からくる体の不調も、中高年の症状とされていたものが最近では10代の若年層にまで広がっています。
MMD研究所の統計によると、特に女性では全世代において、一日3時間以上のスマホ利用時間が50%を超えています。
スマホを見る姿勢は、どうしても頭を垂れ猫背気味になり、このような状態を何時間も続けると、頭痛、腰痛、膝痛、近視など体の不調だけでなく体型の変化にも大きな影響がでます。
猫背で圧迫されたお腹は、当然ポッコリになり胃腸の働きを悪くします。そればかりか、女性のとっては絶対に避けたいヒップや胸の下垂が起きてしまうのです。歩く姿もガニ股気味になり、O脚や外反母趾の原因にもなりかねません。
スマホをおいて体も心もリフレッシュ
運動科学の観点からも1時間に一回、時間にすると1分程度ですが、スマホをおいて背伸びをしたり部屋の中を歩き回ることで、猫背を防ぎポッコリお腹を予防し体もリセットできます。
スマホの利用時間が増えた理由に、動画配信サービスの充実があげられますが、美容と健康と大切な時間を犠牲にしてまでのめり込む必要はないでしょう。何事もほどほどにがちょうどいいのです。活字離れが言われて久しいですが、たまには本を買ってじっくりと思索にふけるのもいいのではないでしょうか。かく言う私も、デジタル疲れの反動か、古書を買ってきては読みふけることが多くなりました。
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